病院研修、看護研修・セミナーを主催する(有)ナーシングサポートセンターすばる

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日本看護管理学会(郡山)に参加してきました

 日本看護管理学会には,毎年情報収集のために参加しています。今年(2015年)は8月28日・29日郡山市にある「ビッグパレットふくしま」で行われました。会場近くには被災者の仮設住宅があり,復興はまだ遠いように感じました。今回印象に残った中の1つで考えさせられたものは,パネルディスカッション「看護ケア提供システムをどうするかー看護管理者の選択」でした。

4人のパネリストがそれぞれの立場からの発言がありました。3人の看護師からそれぞれ「看護ケア提供システムの特徴」「固定チームナーシング」「PNS」そして建築学の立場から「新しいケア環境を考える」と題して発言がありました。建築学者からの発言は新鮮でした。看護師は「患者把握」という言葉をよく使うが,何人の病床であれば把握ができるのかとの問いかけがあり,今までの研究結果を披露していました。急性期病床では在院日数が短縮され,看護師は「患者を覚えていない」という現状がある。日本の病床は「45床から50床」と世界的に見て病床数が多いという指摘もしていました。

続いてフロアーから,「だれのための看護方式か」との問いかけがありました。

 

 看護チームは,種々の看護ケア提供システムの中から,さまざまな制約条件のもとに,患者の回復過程を促し,より質の良い看護を提供する看護方式を選択しなければなりません。看護ケア提供システムを選択する目的で一番重要なことは「患者」にどの様な看護を行い,どのような結果を出すかです。目的をはき違えると,看護師にとってのメリットが先行し,患者にとってのメリットがないということになりかねません。もちろん看護方式により,看護師の労働条件ややりがいそして能力開発が推進されることは望ましいことです。4人のパネリストとフロアーからの発言などから,管理者は熟慮の上,看護ケア提供システムを選択してほしいと思いました。しかも看護部長のトップダウンではなく,その部署の責任者である看護師長が考えるべきものでしょう。


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