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お見舞い その1寝たきりを増やしている看護

 お世話になっていた80歳のAさんが肺炎で入院し,熱も下がり落ち着いてきたとの知らせがあり,お見舞いに行きました。外見はきれいなりっぱな病院でした。ナースステーションも整然としており,パソコンの前には看護師が数人いました。

 

 Aさんは臥床しており,声をかけると気が付き,訪問したことを喜んでくれました。自力で座れないとのことで,ベッドを挙上しました。しばらくすると看護師が来て,Aさんの寝衣に着けていたものがはずれたようで,とりつけていました。その後他の看護師が食事を持ってきました。

 

 Aさんが食事を食べようとした時,部分入れ歯をいれていないことに私は気が付きました。「入れ歯は?」と聞くとAさんは,「どこかあると思う」というので,探して洗浄し渡しました。

 

食後,痰の出し方を教え,痰を喀出させ,歯磨き,手浴をして帰りました。

 

入院する2週間前までは,トイレへも歩いて行っていた人が,センサーをつけらけられ,おむつをさせられていました。起床後義歯をいれてもらえなかったのでしょう。手も汚れていました。ベッドの周囲に使い捨ての清拭タオルが置かれていました。自力で座位になることもできませんでした。悲しい光景でした。

 

日常生活援助や廃用性症候群予防の看護は,どうなっているのでしょう。転倒転落予防のための看護は,センサーまかせでいいのでしょうか。センサーは身体拘束です。看護師の倫理はどうなっているのでしょう。「寝たきりの人」を増やしているのは看護師かもしれません。


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