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「看護師、准看護師および看護補助者の業務の在り方に関するガイドライン」で見直しを

2019年2月「看護チームにおける看護師、准看護師および看護補助者の業務のあり方に関するガイドラインおよび活用ガイド」が、日本看護協会より発表されました。

 

ガイドラインが発表されて、正直心からホッとしました。

 

病院で働いていた時には、職員に准看護師はいなかったのですが、看護補助者とは勤務していました。

当時、教育では看護補助者の研修をし、病棟では指示した看護師の責任としてどの範囲は任せられるのか等考え、看護補助者の1日の業務スケジュールや依頼する範囲を定めていました。看護師長として、看護師が搬送依頼する患者さんは適切かなど常に観察していました。低血糖を起こしやすい人、意識消失発作しやすい人を搬送するように依頼していないかなど。また、環境整備は、全部を看護補助者に丸投げするのではなく、看護師がする環境整備(事故防止のため、点滴架台等不要物品の片づけなど)はしているのかと。

 

しかし、病院の外から見ると、職種別の責任範囲において仕事をさせていない状況も見えてきます。

例えば、看護師と同様に看護診断・看護計画を立てさせている。准看護師が、看護師長をしている。など

 

職種に応じた責任や業務の範囲を踏まえた平等の業務をしているのか。

 

平等に業務とは、それぞれ職種の責任において仕事をすることです。

看護師は看護過程を踏まえて、看護診断・看護計画を立て、准看護師はその計画を実行するのです。間違いは、准看護師が患者の受け持ちとなり受け持ち患者の看護計画を立てることです。それは、看護師、准看護師が同じ患者数の受け持ちになること=平等ではありません。数の平等と職種の責任の範囲においての平等とは異なります。

年功序列のある職場で、経験年数が多い人が准看護師であっても管理者になるというのも同じようなことです。役割責任、成果を出す、看護師を指導教育する責任は果たせるかというと、看護師の指示で業務を遂行する准看護師はできないのですから。

 

それが、看護の質を落とす結果になっているのです。本来准看護師は、医師・歯科医師・看護師の指示のもと業務をする立場なのだから。准看護師にとっても、教育受けた範囲以上に責任を負わされ、保健師看護師助産師法に背く迷惑な話です。

 


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