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質改善が進む“チーミング”

医療や看護の現場で求められているのは、“チーミング”です。

チーミングは、境界のある固定された集まりではなく、動的な活動です。休む間のないチームワークで、安定したチーム構造を持たないまま一丸となって働き、協働することです。

臨床現場では、褥瘡チームや安全管理委員会のようにそれぞれのメンバーがそれぞれの専門性を発揮して予防や改善・変革への対策を講じるというものです。例えば褥瘡チームは、病院全体の褥瘡発生を予防したり、褥瘡が発生したとしても素早く対応します。安全管理委員会では、インシデントレポートの提出を促すとともに、早い問題解決にチームあげて関わっていくということです。

 

しかし、現状はそうはなっていないように見えます。

例えば、褥瘡については、『褥瘡チームには褥瘡ができて報告するもの。治療困難な褥瘡のアドバイスをもらう』となっていないでしょうか。現場の第一線で活動する看護師とチームの関りが、協働するというよりも報告と依存という関係になってないか気になります。WOCや褥瘡チームがない時代、病棟の看護師は発赤がないか観察し、ひとたび発赤が発生した場合、看護計画にあげて、看護師が一致したケアを行い、評価して、褥瘡に至らなかったことを喜びました。

 

また、安全管理委員会では、インシデントレポートの提出が優先課題となり、レポートを整理することが仕事になっていないでしょうか。以前あるリスク担当者に尋ねたところ「レポートを提出することが大事だから、看護師長に部署の問題解決するようには言わない」といっていました。医療事故は病院システムの問題と2000年頃から言われ続けてきました。個人ではなく、病院のシステム等の問題だからこそ、レポートのデータを分析し、問題解決に取り組み、病院やその部署のシステムの改善や変革が必要になるのではないでしょうか。

 

質を改善するには、チームメンバーが一人ひとりの考えや協働で成し遂げるチーミングが必要です。影響力のある一人の意見で、チームの活動が決まってしまうことのないようにしなければなりません。チーム機が能してないことになります。管理は無駄時間もなくさなくてはなりません。情報の伝達だけならメールで配信すればいいことです。チームで会議する意味は、まさにチーミングが機能しなければならないということです。さらに時間を有効に活用するという管理の視点も必要です。


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