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看護は何をすべきか、ナイチンゲールに学ぶ

2020年は、ナイチンゲール生誕200年になります。ナイチンゲールは、1854年~クリミア戦争で、看護師の総責任者として活躍しました。

3か月で死亡率を42%から5%まで低下させました。その死因は、ほとんどが不衛生による感染症だったのです。

そして帰国後、病院の状況分析をし、統計資料を作り各種委員会に提出しました。それが保健制度及び陸軍全体の組織改革へと繋がり、統計学の先駆者と言われるようになったのです。

 

看護覚え書の中に次ぎの文書が記載されています。

・看護がなすべきこと、それは事前が患者に働きかけるのに最も良い状態に患者を置くことである。

・看護とは、新鮮な空気、陽光、温かさ、清潔さ、静かさなどを適切に整え、これらを活かして用いること、また食事内容を適切に選択し適切に与えること、こういったことのすべてを患者の生命力の消耗を最小にするように整えること、を意味すべきである。

 

また、ナイチンゲールは看護にとって「自然治癒力」「生活が健康、不健康を創り出す」「生命力」が大事な要素であることも伝えています。

 

私が看護の専門性について話そうとすると、行きつくところは“ナイチンゲール”なのです。

 

一般の人に「看護師は何する人だと思いますか?」と尋ねると「看護師は、医師の指示を受けて、注射などする人」の言葉が返ってきました。

看護師に「看護師の仕事は?」と尋ねると、「診療の補助」とか「クリニカルパスで看護している」などの発言がありました。

 

ナイチンゲールに立ちかえれば、環境や生活を整え、自然治癒力を高めることが看護の使命でもあります。

環境を整え、生活上の問題を解決して、患者の自然治癒力をいかに上げられるかが、看護師が取りくむべきことです。

決められた看護の業務を行うという視点ではなく、顧客(患者)満足の視点で看護を行うようにしなければなりません。

保助看法の「療養上の世話」において、看護は独自に専門的介入ができるのですから。

 

 

 


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